トルコ観光の最終地イスタンブール

− 2010.2.1(月)〜2(火) −

 トルコ観光の最終地イスタンブールは世界遺産の街です。帰途に着くまで3日間の滞在、第1日目はイスタンブール歴史地区観光で12枚の写真で紹介します。
夜明け(到着間際のエクスプレス車窓より) 世界遺産の街(バスの車窓より)
 アンカラエクスプレス寝台列車の車窓から眺めるイスタンブールの夜明け、リズミカルな車輪音と車窓からの夜明けの空と海が印象に残っています。
世界遺産の街(バスの車窓より)
 駅からトプカプ宮殿までバス移動・・・・車窓からイスタンブールの世界遺産ブルーモスクの6本のミナーレ(尖塔)が見えてきました。
ブルーモスク(トプカプ宮殿) トプカプ宮殿の大砲門
 通称ブルーモスク/スルタン・アフメット1世ジャミイ(寺院)は14代スルタンのアフメット1世が20歳の時に建立を発願し7年後(1616年)に完成した。内部の装飾が青色を基調としたことから“ブルーモスク”と呼ばれるようになった。
 トプカプ宮殿の広さは皇居の約2倍、スルタンの住まいだけでなく政治の中枢であった。そうであれば皇居と国会議事堂が一緒になったようなもの。
トプカプ宮殿の中門 トプカプ宮殿の宝物館
 宝物館にはダイヤ・ルビー・エメラルド・真珠等がぎっしり付いた短剣・机や椅子・王座に度肝をぬかれた。これでもかと各国から貢がれた黄金宝石の品々、夢の宝物館でした。
ハーレムの様子
 ハーレムは煌びやかに装飾が施されていた。しかし、再現されたハーレムの様子からは何処となく暗さが伝わってきた。
ハーレムには400もの部屋があり煌びやかな装飾 美しいタイルのモザイク模様
 ハーレムの内部の装飾は美しいタイルのモザイク模様、撫子模様が印象に残ったのでこの花柄のお皿を土産に買う。
 ここトプカプ宮殿の見学時間は約4時間、さてお昼です。しかし宝物館を中心とした見学なので豪華な宝石類で既にお腹がいっぱいです。
 トプカプ宮殿の一部がレストランになっています。ここで昼食を軽く頂く、レストランの窓から金角湾の景色が見えたので外に出る。
 そこは展望台になっていてマルマラ海からボスボラス海峡の眺めが絶景だ。お天気がよく春のような陽射しを受け暫く日光浴を楽しんだ。
ハーレム内のタイル装飾 トプカプ宮殿の一部はレストラン
 レストランの展望台を後にし、トプカプ宮殿敷地内で食後の散歩をする。歴史を伝える数百年の御神木があった。
レストランから眺める金角湾 トプカプ宮殿内の御神木
 昼食の後はエジプシャンバザール(古くから栄えた商店街のようなもの)見学、お店が並び迷い込んだら最後・・・・バーバはトイレを探して見学どころではない。
エジプシャンバザール傍のジャミイ(寺院) 民族舞踊のベリーダンスショー
 日本でも広大な商業集積があちこちに建築されている。全容を把握するには何ヶ月もかかる。旅先でのエジプシャンバサール見学はガイドさんについて回らねば迷子になるのは必至。そんな場所で自由行動のお買い物は海外旅行に慣れたバーバでも目が回る。
 15時にチェックイン。OPの民族舞踊とベリーダンスショー鑑賞は予想以上に素晴らしかった。若くてしなやかなダンサー、芸術の極地といっていい。
 ここでイスタンブールの第1日目が暮れました。早いもので明日はトルコ周遊10日間の旅の最終見学日です。
 2月2日(火)最終日は・・・・どんな一日になるでしょう。天候ですか?・・・・残念ですが雨降りになりました。
バルセロ・エレシントプカル・ホテル ボスフォラス海峡(ボスフォラスクルーズより)
 午前はオプショナルツアーのボスフォラス海峡クルーズとリュステムパシャモスク見学。クルーズはマルマラ海から黒海までの30km、晴天を期待したのに・・・・。
ボスフォラス海峡(ボスフォラスクルーズより) リュステムパシャモスク
 強い風まじりの雨、当然デッキはダメ、1階と2階の連絡は外階段、雨具を着用しても強風にあおられ寒さも重なり散々たるクルーズでした。
リュステムパシャモスク 可憐な幾何学模様のイズニック・タイル
 リュステムバシャモスクでは壁一面に張り詰められたイスニック・タイルの幾何学模様や花柄を見て回る。雨の日は屋内見学が一番よいですね。
 イズニックはマルマラ海の東にある小さな窯業の町。良質の白色陶土が採れオスマン帝国最盛期にイズニック陶器の技術は頂点に達したという。
 リュステムパシヤモスクの建設発願者の名前を取ったモスク、パシャは文武高官で権力者。イズミックタイルの朱色は格別です。
 
 最後はスィルケシ駅は、かつてのパリ発オリエント急行の終着駅でした。オリエント急行時代の列車が展示されていました。現在は、列車の発着はまばらになっています。しかし、そこには良き時代を偲ばせる風格を感じさせるものがありました。
オリエント急行時代の列車 パリ発オリエント急行の終着駅“スィルケシ駅”
アヤソフィア(ビザンチン建築の代表的遺跡)
 ビザンチン建築の代表的遺跡“アヤソフィア”。アヤソフィアとは“聖なる叡智”の意で、コスティニアス帝が537年に献堂したもので今なお残っています。
アヤソフィア(ビザンチン建築の代表的遺跡) 博物館は修理中
 15世紀にモスクとなり1935年以降は博物館、漆喰で塗り込められたモザイクもその時代のまま、現在は修理中です。