悠久なる歴史を見届け続けてきた古刹

− 2005.04.15(金) −

【興慶宮公園/オプション】
 私一人のオプションで、興慶宮公園の阿部仲麻呂紀念碑を早朝に訪ねる。現地通訳の計らいで実現でき感謝しています。お墓、空海記念堂(青龍寺)、碑林博物館、大雁塔も見たかった。
阿部仲麻呂紀念碑 興慶宮公園
【法門寺】
 法門寺博物館の地下に眠る、唯一完全に揃っている唐代の献物帳碑“衣物帳碑”や則天武后が献上したと言われるシルクの織物などを見学。
 法門寺に近づくと、藤の木を丸く笠のように仕立てた街路樹がずっと続いていた。通りの両側、地べたに目の届く限り、一坪位の出店が延々と続き人々でごったがえしていた。

 その中を私たちを乗せた専用バスは徐行してくれた。モロコシや粉ものを焼く煙がバスの窓から入ってきた。炎天下では、真っ赤なスイカが沢山売られていた。

 寺内では、遠方より若いお坊さんたちが集合していた。塔の下に発見された宝物をそのまま博物館にしてあった。シルクに織り込んだ金糸はクモの糸より細く、現在の化学技術でも及ばないという説明に心打たれた。
法門寺
 午後は陝西歴史博物館の地下に所蔵されている唐代の壁画コレクションを見学。いずれも珍しい物ばかり・・・・“めったに見られないものなんて、見なくてもいい”という名言があったような?
 楊貴妃宴と西安の夜を彩どる華麗なる唐歌舞ショーを楽しみ旅の半分を終えた。
出国 洛陽 昆明 桂林 帰国
北京 西安 (1) 西安 (2) 石林 上海