ヴィースとノイシュバンシュタイン観光
− 2012.04.14 (土) −
【ヴィース巡礼教会】 世界遺産 
 4日目はドイツ最後の日、そして旅のクライマックスです。アルプス山脈の近くオーストリアに隣接するヴィースの巡礼教会と、更に奥まった森の中に建つノイシュバンシュタイン城の見学です。
ヴィース巡礼教会(世界遺産) 鞭打たれるキリストの像(絵画)
 ヨーロッパでも最も美しいロココ様式の教会の一つ。近郊の修道院に放置されていた「鞭打たれるキリストの像」が涙を流していたという奇跡から村人たちで教会を造ったという。
   
教会内の装飾 教会内の装飾と売店でのジージとバーハ
 ヴィース教会の中は手のこんだ彫刻が天井や祭壇を華やかに飾るも、教会前にはたった1軒の小店と質素そのもの。信心深い人たちの住むドイツの片田舎ヴィースはかえって印象的でした。滞在は約30分と・・・・超特急の見学。
【ノイシュバンシュタイン城】 世界遺産ではないが今旅行のハイライトの一つ
 ノイシュバンシャタイン城は工事中と聞いたので、建物の全体が見えなかったらと気になりバスに描かれたお城の前で記念写真を・・・・これを見てバスの運転手さんが笑っていました。
バスに描かれたお城の全景 白亜の美しいお城
ロマンティック街道からアルペン街道へ お城が見えるとか・・・・何処に?(バスの車窓より)
バスの駐車場からお城までの馬車発着場 車窓から眺める山の上のお城
お城をバックに記念写真 ホーエンシュヴァンガウ城
 ホーエンシュヴァンガウ城はルートヴィヒ2世の父親が夏の狩りの城としたもの、2世はここで幸せな少年時代を過ごした。(そんなロマンがあるお城の方を旅の表紙に選んだ。)
ノイシュヴァンシュタイン城の遠景
 切り立った岩山を何メートルも爆破して平らにし、その上にノイシュヴァンシュタイン城(白亜の美しい城)を建造した。明治初期の頃に建造したお城。当の城主は半年足らずの居城だが、今や観光収入の目玉になっている。
 バスの駐車場から山道を登る。深い谷に架かったマリエン橋で大勢の観光客が通り過ぎる隙間を狙って記念写真を撮った。
マリエン橋の上で記念撮影 お城の周囲・・・・高所恐怖症だとムリかも
   
ルートヴィヒ2世の像 お城の岩肌 マリエン(王の母親の名前)橋の遠景
ホーエンシュヴァンガウ城の遠景 ミュンヘンのホテルにて
 複数の城を持つ父が亡くなり若きルートヴィヒ2世(1845-1886)がバイエルン国王となり“地上の楽園”と呼ばれるノイシュバンシュタイン城を建造した。築城には莫大な資金がかかり“王の悲劇”のきっかけになった。妃を娶らず孤独で数奇かつ狂気に満ちた運命はシュタルンベルク湖で謎の死を遂げるまで人々の関心を集めていた。
Midi ノクターン嬰ハ短調(ショパン) 
4/12(ライン川の旅とケルン市内観光) 4/13(ハイデルベルクとローテンブルク市内観光)
4/14(ヴィースとノイシュバンシュタイン観光) 4/15(ザルツブルクとハルシュタット観光)
4/16(ウィーン観光) 4/17(帰国そして旅行後記)