ザルツブルクとハルシュタット観光
− 2012.04.15 (日) −
【ザルツブルク市街歴史地区】 世界遺産 いよいよオーストリア、歴史が興味をひく
 ドイツに近いオーストリア北西部、紀元前より岩塩の交易により栄えた街・・・・ザルツ(塩の)ブルク(城)は「北のローマ」とも「北のフィレンツェ」とも称された。ザルツブルク市街歴史地区は世界遺産になっている。強大な権力を持った大司教が支配していたのでイタリアとの結びつきも強く歴史的建物も多い。
ペガサスの噴水 ミラベル宮殿の庭園にて
 大司教ヴォルフ・ディートリヒが愛人ザロメ・アルトのために建てた(1606)ミラベル宮殿。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地(ドレミの歌を歌い踊ったところ)となり、花の庭園の周りには神々の彫像が並ぶ。
ミラベル宮殿(白い建物)と庭園を囲む音楽院・劇場・教会など
 豊かな自然に恵まれたザルツブルク。この地でモーツアルトは宮廷音楽家の子として生まれ、マリーアントワネットとも会っている。
   
ミラベル庭園 ミラベル庭園で記念撮影
 上中央のジージとバーバの遥か彼方にホーエンザルツブルク城が見えている。このように小高い丘(メンヒスブルク山の山頂に建造)の上に建つお城は街のどこからでも眺められる。
 ツェントラル(旧市街)と呼ばれるザルツァッハ川左岸地域には、大聖堂・ホーエンザルツブルク城・聖ペーター僧院教会・レジデンツ等の歴史的建造物があり、市壁や中世都市の構造を残した数々の小路がある。モーツアルトの生家やミヒャエル・ハイドンの墓など音楽家にまつわる旧跡も多い。
ホーエンザルツブルク城のお膝元(左) お城へのケーブルカー(右)が写っている
   
ホーエンザルツブルク城への観光馬車 カラヤンの住居(左)とモーツアルトの生家(右)
丘の上に建つホーエンザルツブルク城 橋の欄干には幸せを願う鍵が結ばれている
ザルツブルク市街歴史地区
【ハルシュタット】 世界遺産 先史時代から岩塩が採掘されていた湖岸の古い街
 バスで1時間半、日曜なのでお店はお休み。その上、雨降り。湖岸まで迫るハルシュタットの絶景やチャータークルーズも雨の中。
お店はみんなお休み ハルシュタットの湖岸
舟上から眺めるザルツブルク旧市街 雨のチャータークルーズの屋上にて
 塩坑の中へ小枝を投げ込めば美しい塩の結晶になるという。スタンダールの「ザルツブルクの小枝」のことは、ザルツブルクの人はあまり知らないという。せめて、その塩坑で掘られた「岩塩」を買って帰りたい。これからウィーンまで300km、バスで4時間半の移動だ。
Midi サウンド・オブ・ミュージックよりドレミの歌
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