旅は心残り ; 訪ねることが出来なかった場所
− 旅行後記 −
 希望したツァーが成立せず「下調べした世界遺産」が見学出来なくなったことが残念でした。そもそも「バーバは海を越えて」は「修学旅行」なので下調べはいつものことです。書店で「インドの観光」本を買い込んだり、図書館通いしたり、ネット検索(Wikipedia)したりで「旅行は修学」済みです。画像は「Wikipedia」参照です。
【チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅】(ムンバイー)
 インド最多の乗降客数を誇るヴィクトリア女王の治世だったので旧駅名は「ヴィクトリア・ターミナス駅」といわれていた。

 一方、現在の駅名「チャントラパティ・シヴァージー」はインドの英雄の名である。

 ヴィクトリアン・ゴシック様式の教会のように見えるがコロニアル建築を代表する歴史的建造物。
【エレファンタ石窟寺院群】(ムンバイー)
 エレファンタ島はアラビア海に面したムンバイー湾に浮かぶ小島である。ポルトガル人が巨大な石彫のゾウを発見したことから名がつく。

ムンバイ(ボンベイ)の見所、エレファンタ島には5窟のヒンドゥー教の石窟寺院があり素晴らしい彫刻が残されている。

 石窟内での撮影は禁止されているので観光案内や写真集で眺めれば事足りるので行けなくても・・・・ツァー不成立に対する負け惜しみ。
【エローラ石窟寺院群】(エローラ)
 エローラには石窟寺院は34ありインド国内でも他に例を見ない「宗教史」を見ることが出来る貴重な寺院群である。

 第1〜12窟は「仏教石窟寺院群」、第13〜29窟は「ヒンドゥー教石窟寺院群」、第30〜34窟は「ジャイナ教石窟寺院群」である。

 中でも第16窟「カイラーサナータ寺院」は“エローラのハイライト”とされ、建造に100年以上費やされている。
【アジャンターの石窟寺院群】
 人類の宝。日本の古代仏教絵画の源流ともいえるもの、その美しさは見る人を圧倒させる。

 そんな偉大なものが1000年以上忘れ去られイギリス人に発見され世の光を見る。

 惚れ惚れするような菩薩が暗闇に座すのを見たいものだ。 
【デカン高原の巨大遺跡群】
 デカン高原のダウラターバードの砦と眺め・・・・

 オランガバードはエローラへの途中にあり、デカン高原の岩山をそっくり砦にしたもの。

 デカン高原には巨大な遺跡が数多くある。高原の素晴らしい眺めと歴史(広がる巨大遺跡群)の深さを肌で感じてみたかった。
【ジャンタル・マンタル/ジャイプル】
 ジャイプルの街を築いたマハーラージャU世は天文学に造詣が深かくインド各地に天文台を建造した。


 
【ジャイプル】
 シャイプルのシンボルである「風の宮殿」。宮殿の女性達がこの窓から見下ろしていたであろうか・・・・。

 町並みが美しいピンクに統一されているのは、土地の色が赤味がかっているからであろう。


【シティ・パレス】
 マハーラージャ(王候)が今も暮らすシティ・パレス。その一部は博物館になっている。




 
【ブッダ・ガヤ】
 仏教者にとっては最高の聖地が「ブッダ・ガヤ」だ。

 釈迦族の王子として生まれたスイッタールタは、ブッダ・ガヤの菩提樹の木の下で深い瞑想に入った。

 そして・・・・覚った。四諦八正道の教えとして伝えられる。
 
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