中樽本の診療所が取り壊される事になり、中を調べたところ昭和6年と昭和12年に調達された古い消防ポンプが2台見つかり、
有志の呼びかけによりこれを上樽本の消防小屋に保管し、修理して地域に残そうと意見がまとまり、6月14日、上樽本の消防小屋に移動作業を行っただ。
原始的な作り方なので、腐った木部の部分の修理や錆び付いた鉄の部分を研磨し、とりあえず水が出る様に修理すると言う事になっただ。
以前はこの機種は上、中、下樽本、土路など各地域に設置されていたと言われておりますが、2台現存されており、豊葦地域の歴史を語るものとなるかも知れんので、とりあえず保管したんじゃ。
中樽の診療所も取り壊される事になり、歴史の建造物が少しずつなくなって行くのもさみしいものじゃ。