智恵子の里(福島県二本松市) ; 智恵子記念館と光太郎詩碑

− 2007.07.07(土) 快晴 −

 3月には“東北ドライブ(文学碑を訪ねる)”の計画が出来上がった。心配なのは70歳のバーバと10万km寸前の愛車の健康状態。安全を祈り出発の当日を迎えた。
− 智恵子抄 − ようこそ 智恵子の里 二本松へ
 東部湯の丸ICから上信越自動車道に乗り、新潟・会津・郡山と高速を使い二本松まで一気に走る。それでも自宅を出たのは5時なのにお昼を過ぎてしまった。
智恵子記念館 智恵子の生家
 智恵子の里。まずは“智恵子の生家”に直行する。記念館の受付嬢が写真を撮ってくれる。裏手の鞍石山に向かう道に“光太郎詩碑”がある。
高村光太郎詩碑 高村光太郎詩碑(左写真の拡大)
 詩碑“樹下の二人”を見学する。ヨーロッパ旅行にも連れていった“ジーシとバーバ”のぬいぐるみ。今日はまさに“樹下の二人”だ。
高村光太郎詩碑 (クリック拡大写真 智恵子の杜
 霞ケ城にある伝説の“牛石”に光太郎の詩が彫られている。その石のすごさに驚く。そして店を空けて軽トラでここまで案内してくださった菓子処“まつもと”の店主さんに感謝する。
高村光太郎詩碑 岳温泉 宝龍荘
 16時。智恵子の里を後に今夜の宿泊地である岳温泉に向かう。予定通り17時に“宝龍荘”に着く。夕食にビールを付けてもらい入浴では背中を流してもらい疲れをいやす。
道程

僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ 僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ この遠い道程のため この遠い道程のため

智恵子抄
作詞;丘灯至夫  作曲;戸塚三博  唄;二代目 コロンビア・ロース
 東京の空 灰色の空
 ほんとの空を 見たいという
 拗ねてあまえた 智恵子
 智恵子の声が
 ああ 安達太良の山に
 今日も聞こえる
 千代紙が好き 折鶴が好き
 故郷の空へ 飛ばすという
 願いひとすじ 智恵子
 智恵子の夢が
 ああ 安達太良の山に
 今日も羽ばたく
 まごころの花 純情の花
 散らない花が 欲しいという
 黒い瞳の 智恵子
 智恵子の姿
 ああ 安達太良の山に
 今日も生きている
7月 7日  智恵子の里 7月11日  角館武家屋敷
7月 8日  北上夜曲歌碑 7月12日  蔵王越え
7月 9日  乙の女像 7月13日  塩原文学散歩
7月10日  三内丸山遺跡 7月14日  ロマンチック街道