3月には“東北ドライブ(文学碑を訪ねる)”の計画が出来上がった。心配なのは70歳のバーバと10万km寸前の愛車の健康状態。安全を祈り出発の当日を迎えた。 |
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− 智恵子抄 − |
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ようこそ 智恵子の里 二本松へ |
東部湯の丸ICから上信越自動車道に乗り、新潟・会津・郡山と高速を使い二本松まで一気に走る。それでも自宅を出たのは5時なのにお昼を過ぎてしまった。 |
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智恵子記念館 |
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智恵子の生家 |
智恵子の里。まずは“智恵子の生家”に直行する。記念館の受付嬢が写真を撮ってくれる。裏手の鞍石山に向かう道に“光太郎詩碑”がある。 |
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高村光太郎詩碑 |
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高村光太郎詩碑(左写真の拡大) |
詩碑“樹下の二人”を見学する。ヨーロッパ旅行にも連れていった“ジーシとバーバ”のぬいぐるみ。今日はまさに“樹下の二人”だ。 |
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高村光太郎詩碑 (クリック拡大写真) |
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智恵子の杜 |
霞ケ城にある伝説の“牛石”に光太郎の詩が彫られている。その石のすごさに驚く。そして店を空けて軽トラでここまで案内してくださった菓子処“まつもと”の店主さんに感謝する。 |
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高村光太郎詩碑 |
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岳温泉 宝龍荘 |
16時。智恵子の里を後に今夜の宿泊地である岳温泉に向かう。予定通り17時に“宝龍荘”に着く。夕食にビールを付けてもらい入浴では背中を流してもらい疲れをいやす。 |
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道程 |
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僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ 僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ この遠い道程のため この遠い道程のため
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智恵子抄 |
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作詞;丘灯至夫 作曲;戸塚三博 唄;二代目 コロンビア・ロース |
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東京の空 灰色の空
ほんとの空を 見たいという
拗ねてあまえた 智恵子
智恵子の声が
ああ 安達太良の山に
今日も聞こえる |
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千代紙が好き 折鶴が好き
故郷の空へ 飛ばすという
願いひとすじ 智恵子
智恵子の夢が
ああ 安達太良の山に
今日も羽ばたく |
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まごころの花 純情の花
散らない花が 欲しいという
黒い瞳の 智恵子
智恵子の姿
ああ 安達太良の山に
今日も生きている |
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