湖水地方は詩人ワーズワースゆかりの地で“ワーズワース博物館”と“ビアトリクス・ポター世界館”の見学、そして国際親善“一般家庭訪問”です。 |
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ワーズワース博物館は外観からは想像もつかない小さな部屋がいくつもある。ダブコテージは妹ドロシーと暮らした家である。
美術館にはワーズワースの他にハイネの画もあった。ワーズワースといえば“水仙の詩”で知られるロマン派詩人です。 |
ダブコテージ |
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周囲の風景は、ちょっとした軽井沢の感じ。落ち葉はそのまま、栗や橡の実も落ちたまま、そこを踏みしめて歩く。石を積み上げた塀、家、牛や羊の遊牧、とっても長閑な田舎街だ。 |
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ウィンダミア湖の遊覧は想像以上に面白くない。冷たい水の色と曇空では絵にならない。それでもシーズンオフ前の土曜日とあって最後の観光客が遊覧船に乗り込む。
前席の1歳ほどの男の子が覗き込むので「オデコ、イタイイタイ」と声をかけると「イタイイタイ」と答える。“イナイイナイバァー”をやると大喜び。両親の若夫婦を巻き込み景色より遊覧を楽しんだ。 |
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ウィンダミア湖 |
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観光用の蒸気機関車に乗る。40余年前の修学旅行で乗った信越本線のD51を東京の科学博物館で見つけた。
「これで通勤したよね」と言っても誰も答えてくれなかったのを思い出し、スイッチバックや白煙や汽笛に感慨を覚えた。 |
スイッチバックする蒸気機関車 |
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ここまでの湖水地方は訪れた季節が良くなかったのか郷里の信州に似ていたのか観光としては期待外れだった。反面、その自然の素朴さが過ぎし若き頃を思い出させてくれました。 |
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ビアトリクス・ポター世界館 |
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ジーシとバーバの記念写真 |
ピーターラビットの世界“ビアトリクス・ポター世界館”で“ジージとバーバ”の記念写真を撮った。お行儀良く正面を向いているのはここだけでした。売店では老いも若きも動物のぬいぐるみを買っていました。 |
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動物に囲まれるビアトリクス・ポター |
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ビアトリクス・ポター世界館 |
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次は英国文化に直接触れる家庭訪問です。訳の解らない和製英語とジェスチャーで「I'm sorry no present. Please Japanese Umeboshi. This is healthy strong!.」ですって。 |
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女主人は作家、息子さんもサッカー。ご主人は写真家。自然保護の本を著し、写真はポールのものだとか・・・・。
話が弾み出されたクッキーの作り方、バーバは会話の蚊帳の外。黙っていては失礼かと浮かんできた単語を並べる。かえって失礼になったかな?
お部屋を案内していただく、ご主人のガーデンでは何種類もの植物が育てられていた。 |
ポール&ジェインさん |
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以外に狭く合理的な部屋だがゆとりがなく堅苦しいという印象を受けた。日本間のように広くて何にでも自由に使える方が慣れているのか好きである。そういえば、ワーズワースの家も部屋数が多く目的別に区分されていた。ジェインさんがバーバの家に来たら何していいか戸惑うだろうな。 |
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