エミリ・プロンテ“嵐が丘”の舞台へ

− 2006.10.08(日) −

 2泊したイギリスを代表するリゾート地、そして最大の国立公園である湖水地方を後に名作“嵐ガ丘”の舞台であるハワースへ。今回の旅行のクライマックスです。
ブロンテ記念館 ブロンテ三姉妹(シャーロット、エミリ、アン)
 長女のシャーロットは“ジェーン・エア”そして次女のエミリは“嵐が丘”を著く。ジージとバーバは牧師の父の文才を受け継いだブロンテ姉妹を生んだヒースの丘を眺めて記念撮影。
ブロンテの父の教会 嵐が丘の舞台
 ブロンテ記念館の前には教会が、裏には墓地、そして荒野に続くゲイトと小道が、胸がドキドキしてくる。

 ブロンテ記念館へは全員がシルバー割引で見学する。父牧師の部屋、シャーロットのドレスやベットも当時のまま。

 ブロンテ姉妹の弟が通い詰めた黒ビル・パブも当時のままで残る。
ジェーン・エアを生んだ土地
ハワーズの中心街 ブロンテの弟が通い詰めたパブ
 ブロンテ姉妹は片田舎ハワースに観光資源を永久に残す。そんなハワースでも観光シーズンが終え静けさを取り戻していた。
ブロンテの名前を付けたホテル ブロンテホテル内のジュータン
 荒野のハワースを後にバスで2時間かけ木組みの家並みが続くチェスターへ。ここは中世の城壁に囲まれた小さな街。
城壁より見る古い建物通り イーストゲイトクロック
 2000年前、ローマ軍がウェールズを制圧するために築いた全長3200mの城壁。この上を歩いて街並みを見学する。
 ザ・ロウズを歩き疲れベンチで休み通行人をVTRで撮るという訳でもなく眺める。

 中世はどんなだったろうか、旅は目の前の出来事より想像の世界が楽しい。
遺跡広場
 街の中心である十字路のザ・クロスから四方に白壁に黒の木組みの家並みが続く。

 この2階部分はザ・ロウズと呼ばれる昔の様式を残したショッピングアーケードになっている。
ザ・ロウズの中心街
 ザ・ロウズの真ん中で上品なスーツを着たガイドのペギーさんと記念撮影。

 ペギーさんは通りすがりの若い娘さんと広場の真ん中でお喋り。バーバもお喋りの仲間に入り英語で「ピーチク、パーチク」

 コミュニケーションは表情と声の調子で殆どが伝わる。ジェスチャーを加えればもう日本語も英語もなくなる。
ガイドのペギーさんと記念撮影
旅行計画 エディンバラ ブロンテ コッツウォルズ ロンドン
出国 湖水地方 シェイクスピア バース&ストーンヘンジ