11. 国鉄 飯田線
〜旧型国電 最後の活躍〜
昭和50年代は、国鉄線上から多くの旧型国電たちが去っていった時代でした。長野県内でも、〜55年信越・篠ノ井等本線系ローカル用の70・80系が115系に置換え、56年大糸線の戦前型が115系に、そして57〜58年飯田線の戦前型・80系が165・119系に置換えられていきました。
辛うじて多少の遠征ができるような「年頃」になった昭和57年、前年の大糸線で悔しい思いをしたこともあり、とにかく1度は撮りに行こうと友人と共に出かけました。ただ、このころは「乗り鉄」比重の高かった頃であり、また撮影地などというものはほとんど知らなかったので、ロクな写真がなく恥かしい限りですが。その後、58年3月にもう一度、この時は伊那松島区にも行っています。そして6月末で置換えが完了。8月に改めて「さよなら運転」が実施されたので、これを撮りに行っています。