| ４月１０日（木）････第３日目（善通寺市→鳴門市） |
| 贅沢な時空 |
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| 表書院の襖絵 |
5:30/善通寺宿坊起床
6:00/御影堂にて読経
弘法大師誕生の産湯堂の井戸をみる、戒壇めぐりをする。
7:30/こんぴらさんへ
雨上がりの参道は小鳥の声も清々しく、風も心地よい。
8:50/表書院で円山応挙の障壁画を観る
入口は広い古い板の間で、箒を持った人が一人だけ。五間に及ぶ襖絵は、虎虎虎、鶴鶴鶴、七賢の間、山水など贅沢な環境の中で、さらに別世界であった。 |
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五人組合の出店でショウガ飴を買いながら「どちらから」「今年は善光寺のご開帳ですよ」「善光寺へ行ったこと有ります」と話しながら写真を撮らせてもらう。
石段を１０段ほど上がると２m程平らでまた石段、これが幾つも幾つも続く。元一等兵というご老人が写真を撮っている。
お籠を担いで登るのもさぞかし大変、下りるのも大変、大の男が朝から汗を流す。 |
| 五人組のおみやげ売り |
| 両側には立派なお店がぎっしり並んでいる。何所もかしこも開店準備「おはようございます」「どちらから」「ながの」「お一人で」「はぁい」････今、思い出しても、爽やかな気持の良い通りでした。 |
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9:45/道の駅「たつの宮」
イチゴ狩り１９００円の看板が目に止まる。イチゴパックを買って一気に食べる。喉が渇いていたせいかトマト、みかんも買い込む。 |
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| 高松街道の麦畑 |
10:00/高松に向かう
高松街道Ｒ３２「麦畑うどん食べて四国晴れ」実はまだうどんを食べてないのである。麦の穂が出揃っている。きめの良い小麦粉で美味しいうどんが出来るそうな。いつ、うどんにありつくか。 |
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| 屋島・絶景！さながら歴史絵巻 |
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11:15/スピード落とせ 止めるな
ここは止められない。瀬戸内海随一の眺望「屋島ドライブウエイ」源平激戦の地、屋島、ここには屋島寺があり、数は多くはないがおみやげ店がひしめいている。
名物になっている「かわらなげ」のせんべいが売られている。 |
| 屋島ドライブウェイ |
| 歴史絵巻を彷彿させる、なだらかな山々が入り組んでいる海に溶け込み、船がチラホラまっ白い線を引いているのでそれかと見える。 |
| どうしてあんなに下のほうに家がびっしり街が開けているのだろうかと思ってしまう。どうしてこんなに高い所から眺めているの？ |
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四国村は四国の民俗と歴史を伝える民家博物館であるが、徳島県祖谷渓の「かずら橋」を縮小再現したものがあるはず。
これだけは見ておこうと、８００円。蔓で編んだつり橋を渡る。一応満足。下が池でなく、深い谷に架っていたのではなかったかな？
13:00/Ｒ１１からＲ３に入る
志度の志度寺は、なかなか立派。ババシャツ脱いでアネモネ写す。
これより長尾寺へ
讃岐うどんは讃岐の町でとの願いも空しく、そのうえ道の駅でもうどん屋さんは見当たらない。 |
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| 四国村のかずら橋 |
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| 竹・竹・竹 |
| 今日のお昼も抜きかなとお腹が歌をうたう。竹・竹・竹････道の両側は太くて長い竹で薄暗い。竹藪というより竹山を通り抜けて「野田屋竹屋敷」という大きな一軒家。 |
| 「天ぷらうどん６５０円」の旗が閃いている。広いみやげ売店食堂に客は私ひとり、天ぷらを揚げている音が聞こえてくるほど静か。３日目にしてようやくうどんにありつける。美味しい、今でも、あの白い麺が浮かんでくる。山菜に辛いピーマンが味を利かせた天ぷらうどんと竹の産地のうどん屋敷が浮かんでくる。結願成就？ |
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16:00/１０番札所切幡寺
きりはたじ、２３４段女坂男坂、石段に散り積もっているのはアラカシの葉。
16:15/熊谷寺
信州塩田の前山寺を思い出させるような寺。枝垂桜のてっぺんで雀の美空ひばりが歌いながら花を散らしていた。
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| こんぴらさんの石段 |
| 徳島県の吉野川沿いの平らには、いくつもの寺々が点在している。いくつかを素通りし、日が暮れないうちにと車を走らせた。長い道中に感じられた。 |
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| 四国霊場八十八箇所の一番札所・霊山寺 |
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やっと霊山寺に着いた
夕方の本堂は逆光であった。堂々たるお堂である。信州の見返りの塔として有名な大法寺をもっと太らせてスケールを大きくした感じでした。
夕方５時過ぎの境内には、子どもと遊んでいるパパやおじいちゃんが居るだけでお遍路さんの姿は見られない。
宿坊もあるが、日によっては２０００人もが訪れるので、忙しくてやっていけないので、お休みにしているのだそうです。 |
| いちばんさん霊山寺 |
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紹介された民宿「阿波」を尋ね当てたのは６時近くか、すぐに夕食をすすめられる。
同年輩の方と若い女性の３人相部屋。名前も訊ねず、いろんな話をする。若い女性とは沢山話した。
二人は、それぞれ一人旅で、歩き遍路さん。荷物を極力減らして、機能的シンプルな身づくろいである。
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| 民宿「阿波」 |
| 途中のどが渇いたけれど、みかん一つってなかなか買えないとおっしゃる。なつみかんを差し上げたら、食べずにしまわれた。荷物になったかな？ |
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