ふたつの世界遺産に初日で大満足

− 2008.04.17(木) −

 最初の世界遺産はドゥオーモ。イタリアのゴシック建築を代表する最高傑作の大聖堂は1386年に着工され、なんと500年もの年月を費やして完成されたという。余りにも大きくてカメラには収まりませんが心にはドスンと収まりました。
ドゥオーモ(世界遺産) ドゥオーモ内から見たステンドグラス
 素晴らしいステンドグラスは、後世に引継ぎ残そうとする必死の思いから戦火を逃れるために窓を外して疎開させたり土嚢を積んで守ったりしたようです。それだけの価値がある壮大なもので500年の創造美に圧倒されました。
イタリア土産 ベニスのグラス イタリア土産 ナポリのカメオ
 イタリア人は“ゆっくリズム”なので、こちらが早めに行動を起こさないと時間が守れません。そして、計算の苦手な人が多いので細かい暗算は期待出来ません。
 ミラノはファッション、ベニスではグラス、フィレンツェでは革、ナポリではカメオ、そしてローマは総合土産品・・・・。バーバは“ベニスのワイングラス”を買ってきました。もちろん、高級ワイン付です。
 二つ目の世界遺産はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の修道院の食堂の壁に描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチの大きな“最後の晩餐”の絵です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作 最後の晩餐 8.8×4.6mの大作
 最後の晩餐、もちろん撮影禁止で入場も厳重チェック。売店で買い求めたものを写真撮影し掲載します。
 バーバの入場券は、“最後の晩餐”の部分でキリストの右側で“裏切者は一人ですか?”と指を立てているトマスでした。一行の中で“中央のイエスがきた”と歓声をあげていた人もいました。
スフォルツェスコ城(ミラノ最大のルネッサンス建築)
 スフォルツェスコ城は要塞でしたが、今では美術館になっています。
にぎやかな街の通り
 ミラノはイタリア経済をリードするファッションの都です。当日は、世界家具展が開催されホテルは満室、街は人や車で溢れていました。
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