スペイン旅行のハイライトは疲れとの戦い

− 2009.3.29(日) −

 スペインでポルトガルを挟んだサンドウイッチ旅行、今日は前半のスペイン最終日です。3月の最終日曜、今日からサマータイムが始まります。
今日も元気で市内見物をしましょ アルカサル(王城をさす)
 セビージャ、セルビアと言って頂いた方が馴染みやすいです。コロンブスの新大陸発見以降、アメリカ大陸への旅立ちの拠点になった所です。
セビリア街風景 アルカサル
 セビージャのアルカサル(王城)は世界文化遺産に指定されています。アルハンブラの妹ともいわれカテドラルの壁面に施された装飾タイルがとても美しい。
カテドラルに施された美しい装飾 カテドラル(大聖堂をさす)
 セビージャのカテドラル(大聖堂)は1402年から約1世紀かけて建造されたゴシック様式のスペイン最大の聖堂です。
 100年という長い年月を費やしての建造物、いつまでも眺め続けても飽きないのは歴史の重さを感じさせる所以でしょうか。
カテドラルに施された美しい装飾
 比較してはいけませんが、我国にも半世紀も経たというのに完成しないダムがあります。後世に“政治のムダ”を伝える“負の遺産”にするのでしょうか。
アルカサル(王城)とヒラルダの塔
 セビージャの市内観光(カテドラル、アルカサル)は9時から昼までです。午後は国外に向けてのバス移動になります。
 市内観光はまだ続きます。今夜のホテル到着は21時半です。ペース配分を考えておかないと体力が持ちません。
 アルカサル、カテドラル、どちらが王城でどちらが大聖堂か、そしてどれがアルカサルでどれが大聖堂かこんがらがってきました。
アルカサル セルビア中心街
 これよりセビージャを後に国境を越えポルトガルのエヴォラに向かいます。エヴォラ到着は夕方になります。
ジラルド広場(エヴォラ歴史地区) ディアナ神殿(エヴォラ遺跡)
 エヴォラ歴史地区はローマ時代の城壁に囲まれたイスラム・キリスト教が混然と同居する街で全体が美術館のようでした。
← 写真サイズの関係で先に掲載しました。
人骨堂(サンフランシスコ教会)
 人骨堂は修道士たちが黙想する場で「あなちの骨をお待ちしています」って・・・・全てがお骨で出来ています。夕方の見学・・・・今夜は夢に出て来そうです。
 エヴォラ歴史地区の見所は大聖堂とジラルド広場です。これも世界文化遺産に指定されています。
 エヴォラの大聖堂で1584年、天正遺欧少年使節がパイプオルガンの腕前を披露したとのことです。
 カテドラル近くのディアナ神殿(ローマ時代の建造物)には美しいステンドグラスがあります。
サンフランシスコ教会の内部 ヴァスコ・ダ・ガマの碑
 ヴァスコ・ダ・ガマがインド航海路を発見、胡椒貿易等によりポルトガルに莫大な富をもたらしたとのこと。
 エヴォラ観光を終え宿泊地リスボンに向け2時間のバス移動、狭い日本だと一日がかりのドライブ旅行です。
 スペイン旅行のハイライトは疲れとの戦いになりました。国境を越えての長距離移動をしたので明日は同じホテル泊、ゆっくり休み疲れをとりましょう。
Midi セビリアの理髪師
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