ポルトガルの世界文化遺産《シントラ王宮》

− 2009.3.30(月) −

 スペイン・ポルトガル旅行の中日は、ポルトガルの首都リスボンにある世界文化遺産“ベレンの塔とジェロニモス修道院”巡りです。
ポルトガルの首都リスボンにて
 リスボンはポルトガルの首都で、大西洋に注ぐテージョ川の河口にギリシャ神話の英雄オデュッセウスによって築かれたといいます。
ベレンの塔 エンリケ航海王子500回忌記念モニュメント
 世界文化遺産の“ベレンの塔”は16世紀初にマヌエルT世の命により船の出入りを監視する要塞として建てられポルトガルの栄枯盛衰を見守ってきたとのこと。
ジェロニモス修道院 聖ジェロニモスの生涯が描かれている
 もう一つの世界文化遺産である“ジェロニモス修道院”は、海外から持たされた富によって大航海時代の栄華を反映している。
 人の顔に似た地形、スペインが髪の部分でポルトガルが顔、その鼻の先端がロカ岬でユーラシア大陸最西端、そこには世界文化遺産の“シントラ王宮”があります。
ヨーロッパ最西端のロカ岬 “ここに地果て海始まる”
シントラの街とシントラ王宮
シントラ王宮 アズレージョ(装飾タイル)
 シントラ山系の深い緑の中に巨大な2本の煙突を持つ王宮を中心とした貴族や富豪の別荘が立ち並ぶ美しい街並みが歴史を物語る。
 スペインだけでなくポルトガルに足を運んでの世界文化遺産ツアー、その価値は来て見て実感として納得しました。
高台からシントラの街を見下ろす 巨大な2本の煙突を持つシントラ王宮
シントラ王宮の台所 天井にはいろんな鳥が描かれている
バスの運転手さん 大理石造りの内部
 バスの運転手さん。下車の際にころげ落ちそうになったバーバを両手で抱えて助けてくださった命の恩人さんです。
 美しい街並み見物はまだ続きます。建物の中を拝見・・・・装飾タイル貼りが綺麗です。お天気が良かったので青空と白い雲、緑の木立に白い建物と絵になります。
貴族や富豪の別荘ですって・・・・
 そうでした。エンリケ王子についての説明を忘れていました。王子はポルトガル海上発展の基礎を築いた歴史的人物です。
貴族や富豪の別荘ですって・・・・
 ポルトガルの海上発展といえば探検家のヴァスコ・ダ・ガマがいます。こちらの方が教科書にも出て来るので知られています。
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