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バリアをはって異物が体内に入り込まないようにしたり、ウィルスを攻撃し体を守ってくれる防衛機能にとなる免疫力について。免疫力を高めるための処方箋です。誰もが罹る風邪・インフルエンザの処方箋です。
風邪・インフルエンザの処方箋
風邪やインフルエンザに感染する原因についてご紹介します。
鼻水・くしゃみ・発熱などには意味がある
空気中や皮膚の表面などにいて、体内に侵入する機会をうかがっている風邪やインフルエンザのウィルス。まずは鼻毛や、のど・鼻の粘膜でブロック。せきやくしゃみ、鼻みずなども総動員して、なんとか追い出そうとします。
皮膚や粘膜の弱点は乾燥。うるおいが奪われると傷つきやくなり、そこあらウィルスが侵入してしまいます。体内では最初に白血球ののマクロファージが対処します。ウィルスをどんどん食べてしまいますが、パワー不足の場合、ウィルスに対抗できなくなります。
免疫細胞は体温が高まると活性化します。マクロファージが脳にSOS信号を送ると体温が上昇し、パワーアップ。「攻撃的白血球」の顆粒球、リンパ球も登場してウィルスに攻撃します。
野菜スープデカカロテン類やビタミンCをチャージ
免疫細胞(白血球)を活性化し、自らもウイルスと闘ってくれる、頼もしいビタミンC 。いちごやキウイ、柑橘類などの果物のほか、葉野菜、ブロッコリー、キャベツ、赤ピーマンなどの野菜類やいも類にも含まれています。
風邪やインフルエンザ対策なら、野菜スープでビタミン類を補うのがおすすめ。食べやすくて消化しやすいだけでなく、体温を上げて免疫細胞を活性化したり、発熱によって奪われがちな水分を補給することもできます。 にんじん、かぼちゃなども加えてカロテン類をとれば、粘膜の強化にも。さらに殺菌作用のあるアリル化合物を含んだにんにく、体を温める作用があるしょうがもプラス。豆腐を加えれば、免疫細胞の材料であるたんばく質もカバーできます。
- 発熱」熱を無理に下げない、発熱不要物が燃えている
- 「風邪・気管支炎・扁桃腺炎」体の冷えと血液の汚れが原因
- 「せき・たん」老廃物を出して血液をきれいにする
- 「発熱」熱を無理に下げない、発熱不要物が燃えている
黒酢の抗菌作用でのどの粘膜を保護
酢に含まれる酢酸には疲労回復効果があり、体全体のパワーを高めてくれます。
さらにはO-157の感染予防にも効力を発揮するほど強力な抗菌作用もあり、ウィルス撃退には心強い味方。酢のなかでも、とくにアミノ酸やミネラル類が豊富な黒酢に、しょうがの絞り汁とはちみつを加え、お湯で割って飲めば、のどの粘膜をうるおしながら殺菌ができます。
また、昔からのどの炎症を鎮める民間薬として用いられてきんかんをさっと煮た甘煮と黒酢を合わせ、割ったホットドリンクならピタミンCの補給にも。
さらに、黒豆をいって黒酢に~2 日漬けておき、のどが痛いときに食べるのもすめ。黒豆に含まれる大豆サポニンにはのど症を抑える作用があlはのどの薬として利用したほどです。
発酵黒豆エキスはこちら。血圧を下げる、血糖値を下げる、中性脂肪値を下げるなどの効果があります。
熱さましに口当たりのいい果物で
熱があるときは食欲も落ちてしまい、きちんとした食事がとれません。でも、何も食べないでいるとますます免疫力が低下し、風邪を長引かせてしまいます。
そんなときは、ひんやりと口当たりのいいフルーツのゼリーや寒天がおすすめ。ヨーグルトにグレープフルーツを混ぜ、ゼラチンで固めたゼリーなら、免疫細胞の活性化に必要なビタミンC やたんばく質が補給できます。また発熱時には、免疫細胞を活性化させるバナナを凍らせて、良質なたんばく質を含むヨーグルトや牛乳とミキサーにかけたスムージー風もおすすめ。
ただし、悪寒のするときに冷たいものを食べすぎると、逆効果になることもあるので注意します。風邪やインフルエンザの時に口にするものは温かいものが基本です。
サプリを使う場合は
風邪やインフルエンザのウィルスは、のどの粘膜に付着して炎症を引き起こします。
そこでまず考えたいのが、のどの粘膜を守ること。粘膜の強化や保護にかかわる栄養素といえばビタミンAです。サブリメンで補給する場合、体内で必要に応じてビタミンAに変わるβカロテンの利用がすすめ。 過剰症の心配もありません。β-カロテンには抗酸化作用もあるので、免システムの強化にも役立ちます。同じ抗酸化物質のビタミンCも、風邪やインフルンザにかかったときには消耗されやすいので、充分に補給します。