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腸をアンチエイジングすることでもっと若く、さらに免疫力を高めることができます。
腸の若返りは40歳以降をどうやって過ごすかにある
大腸がんやその温床となる大腸ポリープは、40代になると急増します。
現場の消化器の専門医が大腸内視鏡検査を行った際、40代では早期がん、進行がんを合わせて約3%の人に大腸がんが見つかっています。がんの発見率は、その後50代、60代と歳をとるにつれて増えていきますが、40代からは危険ゾーンといってもいいでしょう。
また大腸がんの温床となるポリープの発見率は、40歳を境に増えています。逆にいえば、このポリープを切除してしまえぼ、大腸がんは予防できるのです。またがんであっても、粘膜下にとどまる早期がんであれば100%の確率で根治できます。
大腸がんが見つかった5000人以上の年齢構成を示したもの)では、30代では早期がん123人、進行がん12人でした。そして40代では早期がん446人、進行がん50人と飛躍的に多くなるのです。
また「日本消化器がん検診学会」の報告では」40歳を境に大腸の病気の増加が目立っています。
ちなみに少し前に報告された、35~39歳と、40〜44歳の年齢とで、大腸がんの発生源と考えられている「腺種(ポリープの一種で良性腫瘍)」の発見数を比較すると、後者の40〜44歳のはうが約2倍も多いのです。
さらに大腸検診での大腸がん発見率を見ても、35〜39歳のグループと、40〜44歳のグループとでは、やはり40〜44歳のグループが約2倍も多い数字が出ています。
40歳を過ぎたら「私は大丈夫」は通用しないのです。
結論として40歳というのが腸寿の大きなターニングポイントといえます。さらに大腸検診者数の年齢階級別の分布を見ると、35〜39歳の群と40〜44歳の群では、検診者数が、約2倍以上も異なります。これは検診を受ける側の意識にも40歳が大切なポイントであることがわかります。「症状がないから大腸の病気ではないだろう」とか「大腸がんは高齢者の病気」という思い込みも、40歳を境に改善されることが表されているといってもいいのではないでしょうか。
以上のデータを踏まえて40歳になったら男女を問わず、すべての方に大腸検診を行っていただきたいと思います。それが腸寿のライフスタイルには不可欠である、腸寿を実現するベースになると私は考えています。
最近は自宅でできる検査キットもありますのでどうしても病院での検査がイヤな人はこちらで検査しておきましょう。
更新履歴
- 19/10/01
- 腸のアンチエイジング