「カイテキオリゴ」で腸をキレイに

慢性便秘がからだを傷め、老化・大腸ガンまでを誘発

便秘でもちろん死ぬことほありませんし、多少お腹が重苦しいことを我慢さえしていれば、日常生活に支障をきたすこともないでしょう。

しかし、風邪なら仕事を休む理由にもなりますが、もし会社の上司に「ちょっと便秘気味なので休暇をとります」などと電話をしたら、大目玉を食らうに決まっています。

だからといって、「たかが便秘」と軽く考えていい、ということにほなりません。たしかに便秘そのものは、健康にとって、それほど大きな問題ではありませんが、これが慢性化していくと、やがて肉体を傷めつけ、からだの老化を早めることになります。そこが「病気でない病気」と呼ばれるゆえんです。

一発で相手をノックアウトするアッパーカットのような威力はなくても、長い時間をかけてジワきジワとボディブローのように効いてくるわけです。

また、美容の面でも便秘は禁物です。肌荒れが目立つようになり、吹出物やじんましんが出ることもあります。体臭がきつくなることもありますから、とくにお年頃の女性にとっては大問題のはずです。これも、からだの老化が進んでいる証拠なのです。

これだけでも「絶対、便秘はイヤ！」と思うのではないでしょうか。毎日の快適な排便が、男女の共通した健康の条件ですが、とくに女性は美しさにこだわります。美しさの条件と言われる美肌も、やはり勝と便が関係しているのです。こキビや肌荒れが便秘のときに起きやすいのは、便秘を経験した女性なら誰でも知っていることです。

なぜ、このようなトラブルが発生するのか簡単に説明しますと、腸内に長く溜まっていたる便が、腸内の悪い菌を増やし、肌にトラブルを起こしやすい毒物を作り出し、血液と一緒に体内を駆け巡ってしまうためなのです。

便秘の症状は当初、お腹が張って重苦しいとか、オナラやグップが多くなるといった形で現われます。

この段階では、何となく不快感を覚えるというだけのことでしょう。ところが、そのまま放っておいて便秘が慢性化してくると、やがて頭が重く感じられるI」ようになり、肩凝りも出てきます

疲れやすくなり、めまいや不眠を訴える人も少なくありません。子どもの場合、引きつけを起こすケースもあります。

腸のトラブルを長く続けていると、大腸ガンを誘発することほ述べました。最近、テレビなどで大腸ガンが急増中であることを伝える特集なども組まれ、大きな反響を呼んでいます。21世紀の日本人の死因ナンバーワンは、大腸ガンである、という予想も、あながち嘘とは言えません。それだけ、便秘などの腸のトラブルが引き起こす病気には、最善の注意を払ってほしいものです。「たかが便秘」と、軽い気持ちで考えるのほ危険なのです。