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アロエベラ (Aloe vera) はアロエ属に属する多肉植物の一種です。アラビア半島南部、北アフリカ、カナリア諸島、カーボベルデが原産地だと考えられています。乾燥地帯でも育ち、アフリカ、インドやその他の地域に広く分布しています。ムコ多糖というと聞きなれない言葉ですが、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸というとご存知の方も多いと思います。ムコ多糖とはそれらの総称です。
ムコ多糖はアミノ酸とウロン酸の組み合わせに よって種類が決まります。 分布をみても身体のいたるところ(細胞外マトリックス) にムコ多糖が存在し、様々な働きを
最近はアロエの原液が人気で、アロエの栄養成分を摂ることができます。
アロエベラの新陳代謝促進作用
アロエベラが新陳代謝を促進させてくれる
細胞は新しく作り替えられている
私たちの体を構成している細胞は、神経細胞や心臓の細胞を除いて、一定の周期で新しく生まれ変わっています。これを新陳代謝といいます。
人間は生存していくために、毎秒数100万の細胞を新しくつくつていますが、こうした細胞の生まれ変わりは、場所によって周期が異なります。通常、腸粘膜では4日、皮膚では28日、白血球では3~5日、血小板では10日、赤血球では120日、骨では90日、そして肝臓や腎臓、膵臓では1~2年といった具合です。
ただし、子供時代のような成長期にはもっと速く、傷を治したりする場合も急ピッチで行なわれます。肝臓は70% 切除しても、60日で再生します。では、細胞はどのようにして生まれ変わるのでしょうか。それは、細胞分裂によって行なわれます。
細胞分裂とは、簡単にいうと、1個の細胞が2個の細胞に分かれて増殖する現象です。そしてこれには、分裂する細胞の種類によって2つのパターンがあります。
1つは「減数分裂」といわれるものです。生殖細胞をつくるときに行なわれる分裂で、人間でいえば、精子と卵子をつくるときに起こる分裂です。もう1つは、「体細胞分裂」と呼ばれるもので、生物の体をつくつている細胞の分裂です。
この2種類の細胞分裂のカタチはとてもよく似ていますが、大きな違いは、体細胞分裂の場合は、分裂前の細胞と同じものが2個できるのに対して、減数分裂では分裂前の細胞と比べてDNAの量が半分の細胞が4個できます。
体細胞分裂の流れは、いくつかの段階にわたって行なわれています。そこでは、染色体が両極に移動するとき、DNA(遺伝子)もそれぞれ2分され、分裂後の細胞に継承されていきます。
そうして遺伝子の中の設計図が正確に写し取られて、生命機能が維持されるようになっているのです。
遺伝子を形成しているDNA は50万分の1ミリメートルというたいへん細かいピストンと呼ばれる円筒形の筒の中に、デオキシリボースという糖とリン酸にアデニン・グアニン・チミン・シトシンという4つの塩基がつながって、2本の鎖状に絡み3合っています。その塩基の並び方によって、生命体の情報を決定しています。
ちなみに、DNAと遺伝子の関係を整理すると、DNAには有益な情報領域と無益な情報領域が互い違いに存在しており、これらの有益な情報領域だけが遺伝子と呼ばれるのです。
細胞が分裂するときには、細胞を構成する材料であるタンパク質をつくるために、そのもとになる栄養素はもちろんのこと、ビタミンやミネラルなども必要になります。また、分裂という作業のためのエネルギーも必要であり、そのエネルギー源としてブドウ糖や酸素が求められます。もし、それらが不足すると、分裂の作業は停止してしまうことになります。
ですから、細胞分裂が正常に行なわれ、新陳代謝が活発に行なわれるためにはバランスのよい栄養の摂取が大切なのですが、この点でも栄養バランスのよいアロエベラは大きな助けになります。
細胞が生まれる周期
- 腸粘膜(4日)
- 骨(90日)
- 皮膚(28日)
- 肝臓・腎臓・膵臓(1~2年)
- 白血球(3~5日)
- 血小板(10日)
- 赤血球(120日)
細胞分裂の流れ
- 分裂前の細胞(静止期)
- 染色体があらわれて縦に割れ目ができる
- 各染色体は2つに分かれ、両端に移動する。
- 核が見えなくなり染色体は中央に来る。
- 核が見え始め、しきりの膜ができる。
- しきりができ、2つの若い細胞ができる。