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アロエベラ (Aloe vera) はアロエ属に属する多肉植物の一種です。アラビア半島南部、北アフリカ、カナリア諸島、カーボベルデが原産地だと考えられています。乾燥地帯でも育ち、アフリカ、インドやその他の地域に広く分布しています。ムコ多糖というと聞きなれない言葉ですが、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸というとご存知の方も多いと思います。ムコ多糖とはそれらの総称です。
ムコ多糖はアミノ酸とウロン酸の組み合わせに よって種類が決まります。 分布をみても身体のいたるところ(細胞外マトリックス) にムコ多糖が存在し、様々な働きを
最近はアロエの原液が人気で、アロエの栄養成分を摂ることができます。
抗酸化物質が豊富
アロエは抗酸化物質が豊富
アロエベラに豊富に含まれる抗酸化物質
私たちの体には、過剰に発生した活性酸素に対して、その攻撃から身を守るためのシステムが備わっています。それが、活性酸素を除去する抗酸化物質の働きです。この抗酸化物質には、体内で合成される酵素系のものと、体外から取り入れられるビタミン系のもの、ミネラル系のもの、植物化学物質(ファイトケミカル)系のものなどがあります。
これらの抗酸化物質のなかでも活性酸素を除去する働きの主役は酵素系です。まず、この酵素系の抗酸化物質が働き、さらに必要に応じてビタミン系やミネラル系、植物化学物質系などめ抗酸化物質の助けを求め、活性酸素の活性を消去していき、最終的に酸素と水にまで分解します。ここでは、ビタミンやミネラルは酵素系の抗酸化物質の働きを助ける助酵素として作用することになります。
抗酸化物質はそれぞれ、ターゲットとする活性酸素が決まっています。酵素系の抗酸化物質であるSODスーパーオキサイドジスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどは、スーパーオキサイドラジカルや過酸化水素に対して作用し、それらの活性を消去するように働きます。
しかし、これらの活性酸素は、それだけで完全に処理されるとはかぎらず、残ったものは細胞内の金属と結合して、過激な活性酸素であるハイドロキシルラジカルや一重項酸素に変化します。
この過激なハイドロキシルラジカルの消去には、酵素系のグルタチオンペルオキシダーゼとともに、 ビタミンA や ビタミンE や植物化学物質のフラボノイドなどの助けを必要とします。
また、一重項酸素の消去にはビタミンA、C、E 、B2などを必要とします。ところで、ビタミンは助酵素として酵素系を助けるだけでなく、自分自身も活性酸素を攻撃する抗酸化物質として働きます。 たとえば、脂溶性のビタミンEやビタミンAは細胞の生体膜(細胞膜や核膜)などに、また水溶性のビタミンCやビタミンBは細胞の外側や細胞質、ミトコンドリアなどに存在し、そこに産生している活性酸素を消去するように働きます。
なお、ビタミンEが活性酸素を攻撃し酸化すると、ビタミンCが電子を1つ渡してくれ、再び抗酸化物質として働けるようになります。 電子を渡したビタミンCに対しては、今度はビタミンB群のニコチン酸が電子を渡してくれて蘇ることができます。このように、さまざまな種類のビタミンは互いに連携しながら、活性酸素を消去する働きをしているのです。
ですから、活性酸素の書から身を守るためには、各種のビタミンやミネラルを摂取することがいかに大切かがよくわかると思います。
アロエベラには酵素系の抗酸化物質としてカタラーゼを含んでいますし、ビタミンA やB1、B2、B6、C、Eなどのビタミン系の抗酸化物質、亜鉛や鉄、マンガン、マグネシウムなどのミネラル系の抗酸化物質と、じつに多種多彩に抗酸化系物質が含まれています。ですから、アロエベラは活性酸素から身を守るための強い味方になってくれるのです。
体内で活性酸素を除去する抗酸化物質
- 酵素系の抗酸化物質SOD
- スーパーオキサイドジスムターゼ
- カタラーゼ
- グルタチオンベルオキシダーゼ
- ビタミン系の抗酸化物質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
- ミネラル系の抗酸化物質
- セレニウム
- 亜鉛
- 鉄
- 銅
- マンガン
- マグネシウム
- 植物化学物質(ファイトケミカル)系
- フラボノイド
- カテキン
- イソフラボン
- リコピン
- アントシアニン