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ガン患者が急増している中でどんな症状がでたら要注意なのでしょうか?「乳がん」の症状の特徴や危険因子や日常生活の注意点を箇条書き形式でまとめています。
皮膚がんの症状と検査・治療
小葉は、乳汁を分泌する腺房が集まってできています。 腺房から分泌された乳汁は、乳管を通って乳管洞にためられます。 乳がんが進行してがんのサイズが大きくなると、しこりとして見つかる場合があります。 一方、しこりとして見つかる前に、乳房の周りのリンパ節や、ほかの臓器(骨、肺、肝臓など)に転移して発見されることもあります。2
症状の特徴
- これといった痛みがなくても、乳房にしこりがある
- 乳頭から血の混じった分泌物が出る
- 乳房の皮膚がくぼんだり、乳頭がひきつれる
- 乳首やその周辺がただれる
危険因子と日常生活の注意
- 40歳以上の女性で、閉経前後にとくに多くみられる
- 初潮年齢の早かった人、出産経験のない人、出産回数の少ない人、出産の遅かった人は要注意
- 高脂肪高カロリーの食事を多くとりすぎない
- 月に1度は自己診断を心がける。ただし、月経中は乳腺が張って、しこりと間違えやすいので避けること
検査と治療法
- 乳房を手でさわり、しこりの有無を調べることで、早期発見ができる
- しこりの大きさと治癒率の関係は、1cm以下なら約95% 、1~2cmの場合は約87% 、5cm以上になると約60% と、大きくなるほど治癒率が低下する
- 治療法としては切除手術が基本だが、現在では乳房温存手術も進歩。補助療法として、放射線療法、抗がん剤やホルモン剤を用いる化学療法が行われる
- 最近では、特定のがん細胞だけを攻撃する「モノクロナール抗体療法しという化学療法が注目されている
ウォーキングで乳がんリスクが低下
1週間に7時間以上の軽い運動で、乳がんの発症リスクが減ることが、閉経後の女性(50~74歳)7万3615人を対象にした米国の研究でわかった。
およそ14年にわたり追跡腸差を実施。最初に、余暇活動としてウォーキングやジョギング、水泳、エアロビクスなどを週に何時問行うかを参加者に尋ね、活動量によってグループ分けした。
結果、ウォーキングだけを行っている女性は47%を占め、そのうち週7時問以上歩いた人は、週3時間未満の人より乳がんリスクが14%低かった。 また、「メッツ(METs)」という単位で活動量を表すとき、1週間の合計が42メッツを超える人は、ほとんど運動をしない人(0~7メッッツ)に比べ、乳がんリスクが25%低かった。一般に、普通歩行は3メッツ/時、ジョギングは7メッツ/時に相当する。